数日前、授業後の掃除が終わった後に
ゆき先生と話をしていました。
ゆき先生は生徒からの信頼も厚く、
話すことが大好きな先生です。
おそらく、ホームステイを迎え入れたら
日本語をすぐに覚えるんじゃないでしょうか。
生徒が野球に興味があるからということで
野球を勉強して、実際に興味を持ちだしたりと
生徒の話題に合わせようとする優しさも兼ね備えています。
そして、個別指導を担当してもらっていますが、
様子を見に行くとホワイトボードやノートにきれいな字で要点をまとめて書いてあり、
一生懸命教えていたんだなと想像することもできます。
そんなゆき先生と話していたのは
スクール寺子屋の設立当初のことです。
全くの0から始まったこの塾は
知名度も0で
ホームページやチラシも一から作りました。
今でも全部自作ですが、
そういったものを外部にお願いすると
僕からして非常に高価なものになります。
であれば、僕がホームページやチラシの作り方を勉強すればいいやん！ということで
最初のチラシは作成までに3ヵ月ぐらいかかりました。
そして、大垣の街をもっと知ろうということで
スクール寺子屋のリーフレットとポケットティッシュを各ご家庭のポストに10000件配りました。
ちょうど今ぐらいの真冬で
早朝から夕方までずっと配っていました。
1ヵ月で体重も5kg落ち、足の裏の皮膚はずる剥けでしたが、
これから自分がやろうとしていること、大垣の街を練り歩いてたくさんの温かい気持ちに触れたことが勝って、
全く苦ではありませんでした。
その際に、初のお問い合わせの電話が。
その時の眼前の風景や、寒空のなか、かじかむ手で携帯電話を触った感触や
知らない電話番号でひょっとしてお問い合わせの電話か？というドキドキ感や
電話での声のトーンなど一生忘れることはありません。
そんな話をしていました。
ゆき先生も僕の塾に愛着を持ってくれているので
設立当初の話に興味津々といった感じに映りました。
『当たり前』と思わない。
僕が肝に銘じていることです。
でも、あることが日常化していくなかで
感謝の気持ちがいつの間にか薄れてしまう。
早いもので今年も今日を残すのみとなりました。
この1年、スクール寺子屋をお引き立ていただき本当にありがとうございました！
当塾に通う生徒たち、その保護者様、そして、僕の塾を盛り上げてくれるスタッフ達、本当にありがとうございます！
全てのご縁に感謝申し上げます。
来年も、高校生が勉強する場所としてお役に立てるよう尽力して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
どうぞ良いお年をお迎えください。
今後ともスクール寺子屋をご愛顧いただきますよう、よろしくお願いいたします！
