先日、ある生徒が長年続けてきた習い事である、合唱団を見に行きました。
あいにくの雨の中でしたが、合唱団のご家族の方やお客さんを含め、客席は多くの方でにぎわっていました。
普段、塾では見ることができない生徒の別の一面。
本当に実感したことですが、どの生徒も塾では彼らの人生の、ごく一部でしかありません。
家での姿、学校での姿、部活動での姿、友人といるときの姿。
私たちはそのごく一部しか知りませんが、もっともっと生徒を知ることは
サポートしていくうえで大切なことなのではないかと思います。
いよいよ本番へ。
ステージ上には何十人ともいる未就学児から大学生までの合唱団の皆さんが
表情豊かに、そして何よりも楽しそうに発表しているのを見て、
見ているこちらも豊かな心になりました。
その生徒はこの日の公演をもって合唱団を卒業のようです。
長い間ご苦労様でした。僕はほんの少しの時間しか関わっていないので、
偉そうなことも言えませんし、例え長く関わっていたとしても偉そうなことは言えません。
しかし彼女の取り組む姿勢を見て、こちらも「しっかりやらねば」と思った出来事でした。
素敵な演奏会、ありがとうございました。