前回の続き。
前回はセンター試験から共通テストに変わり
強烈に難しくなって
高校生の負担が増えたことを
紹介しました。
今回はその共通テストが
新高校1年生からさらに負担を増すことになることを
話したいと思います。
理由は3点あります。
国語が80分から90分に
数学②が60分から70分に
増加します。
(数学は①と②があります)
中学3年生から見れば
ただでさえ試験時間が80分でも
長く感じると思いますが
国語は90分になります。
この試験時間の変更は共通テストを作成している大学入試センターの予告によると
複数の文章から比較検討しながら解答する思考力系の問題をさらに増やし、
なんと大問数(現在は現代文2題,古文1題,漢文1題の4題構成)を増やす可能性もあるそうです。
現在の試験時間が短すぎるから延長したというわけではなく
今流行りの思考力系の問題をさらに増やすための措置になります。
現在の私立大学は文系(特に経済学部)でも
数学を重視して選抜しようとする流れがあります。
その数学の範囲が増えるんです。
まずは数学というのは
数学①(大半の生徒は数学Ⅰ+数学A)と
数学②(大半の生徒は数学Ⅱ+数学B)
があります。
この数学②が『数学Ⅱ+数学B+数学C』になります。
『数学C』って何?って感じだと思いますが
新たに追加されることによって
勉強しなければならない範囲も増えます。
具体的に今までの『数学B』は
数列、ベクトル、確率分布という3つの単元から
2つ選択する問題形式でしたが
新高校1年生からの『数学B+数学C』では
新たに複素数平面という単元が加わった4つの単元から
3つ選択するという問題形式になります。
高校に入って難しくなった科目は?
というアンケートで
必ずや上位に入ってくる数学ですが、
1単元分新たに追加され
さらに難しくなります。
以上、①と②ですが、
実はこれは前振りです。
もっともっと負担が増える
BIG BOSS級の理由があるんです。
3つ目の理由は
次回のブログで紹介します!