高校2年生は大学受験に向けて
準備をしています。
集団授業コースであれば
国数英理の授業に加えて
ブログで毎度おなじみの
『大学受験カリキュラム』が
あります。
一人ひとりの受験勉強計画表
『大学受験カリキュラム』。
計画表ですから
生徒によっては
計画通り学習が進まないんです。
それを阻止するために
生徒に発破をかけたり
個人的に呼び出したりして
遅れが出ないようにしています。
とある生徒の話。
この生徒はカリキュラムが
まったく計画通り進んでいません。
後期中間考査が終わって
ゆっくりしたい気持ちもあるでしょう。
でも、1年先の大学受験のことを考えると
気分転換はいいんですが
ちょっとゆっくりしすぎ。
しかも、
『明日、寺子屋に来て
カリキュラムの遅れを取り戻します！』と
力強く宣言しといて
翌日、何の音沙汰もなし。
だから、授業日にその生徒が来たときに
ちょっぴりきつめに叱りました。
カリキュラムが遅れていることに対して叱ったのではなく
自分で発言したことに責任を持てなかったことに対してです。
すると、どうでしょう。
叱った効果なのかは謎ですが
冬休み中に昼から自習室に来て
遅れていたカリキュラムに取り組んでいます。
この仕事をしていて
度々反省すること。
それは、僕の価値観で
生徒を決めつけてしまうことです。
僕はこの生徒が大好きですが
口だけな部分があるなあと思っていました。
でも、ここ数日の彼を見ていて
それは僕が決めつけていたことでした。
もっと深く生徒のことを
理解する能力が必要ですね。
修業が足りませんな。
