• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

『アガベ』という観葉植物をご存じでしょうか?

 

実家に生えているのですが、
大阪から全国の観葉植物を集め回っている人が
分けてくれないかと突然相談に来ました。
アガベは最近関東地方で人気があるらしく、
高いものでは数万円もするそうです。
僕にとってそんなに価値があるものと知らず
何のためらいもなくアガベを分けました。

 

価値というのは人それぞれです。

 

ダイヤモンドは高価ですが
価値を感じない人にとって
透明の石にしか見えないかもしれません。
また、今回の出来事のように
アガベに価値を感じている人もいれば、
僕のように野原に生えている植物との違いが分からない人もいます。

 

スクール寺子屋は高校生にとって価値のある学習塾を目指しています。
本当は『価値のある塾です!』と言いたいところなんですが、価値というのは相手が決めることだと思っていますので、自分から言い切ることに矛盾を感じ、『目指しています』と表現しました。

 

今日はテスト勉強会。
部活動で参加できない生徒もいますが、
振替で平日に来てもらいます。

 

質問とかプリント印刷の合間に自習室を覗いて
どれくらい勉強が進んでいるか確認。
生徒に合わせた指導とは学習塾でよく使われる表現ですが、
本当に合わせるのであれば、スタッフ側が生徒を知ることです。

 

世の中ICT化がどんどん進んでいます。
無論、教育現場において同様です。
業務効率が向上することを考えれば当然の流れでしょう。
僕の塾でも休んだ生徒用の録画授業や保護者の方々に連絡ツールとしてICTは大活躍です。
他にもICTが活躍している場面はあります。

 

でも、スクール寺子屋ではICTが主役になってはいけないと考えています。
主役はあくまで『人』対『人』。

 

『人』対『人』だから、
この生徒変わったのかなという事象はたくさんあります。
そんなところに価値を見出したいと強く感じています。