• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

本日は高3に小論文講座。

 

 

個人的には好きな講座で僕自身の勉強になります。
制限時間を設けて書いてもらいましたが
テーマが『知識中心の詰め込み教育vs思考力を養う教育』。

 

 

塾としては興味深いテーマです。

 

 

時代的には詰め込み教育というのは時代遅れのものとなり
思考力を養うのが現代のテーマのように思います。
それによってテストでの問われ方も変わってきました。

 

 

でも僕は知識の上に思考力が成り立つと考えています。
だから寺子屋は知識を詰め込むこともあれば
思考力や主体性を養おうと意図するときもこともあります。

 

 

例えば、英単語は知識の詰め込みで
集団授業生に限って言えば
同じ英単語を何周りも学習します。
高校2年生の10月にもなれば
各自カリキュラムを配布するので
英単語はレベルで分けて
チェックテストも数種類作って
英単語を詰め込んでいきます。

 

 

そして、思考力なんですが
敢えて飛びぬけて難しい問題を
クラス全体で考えてもらうこともあります。
今日も高3に物理の授業がありましたが
旧帝大クラスの問題をじっくりと考えてもらいました。
また、大垣北高校の高1には漢文の授業をしましたが
想定よりも早く解説や問題演習が終わり、
とある生徒が三角関数の合成がよく分からんと言っていたので
その場で授業しました。

 

 

僕は塾人なので
どうしてもテストでいい点取るとか
大学に合格するというフェーズで
ものを見てしまいますが、
少なくとも思考力だけを養うことはできなくて
前提とした知識は必要です。

 

 

 

『温故知新』。
孔子さんがおっしゃった有名な言葉。
古いこと(知識)を徹底的に知ることで
新しいことが生まれる。
まさにその通りなんだと思います。

 

 

今日の小論文講座でふと思ったことをブログにしてみました。