同じことを続けていくと
先入観が出てきます。
いわゆる『勘』というやつです。
将棋の大局観と似ているような気がします。
将棋は平均すると1手に80通りの指し方があるそうなんですが、
棋士はその80通りの指し方をひとつひとつ吟味しているわけではなくて
過去の経験や対局の流れなどを直感的に判断して
80通りの指し方から瞬時に3通りぐらいまで絞って
どの手がベストか判断するそうです。
僕の仕事でも同じです。
ただ、将棋の大局観とは違って、
先入観が悪い方向にはたらくことがあります。
要は決めつけてしまうというパターン。
これまで多くの高校生と関わってきました。
生徒一人ひとりを今までの経験と照らし合わせて
Maxに頑張って〇〇大学ぐらい
サボりにサボれば△△大学ぐらい
とある程度見えてしまう。
今回、そんな私の先入観を
大きく狂わせる生徒がいました。
いい意味で。
なかなか成果が出なかった時期もありましたが、
今回の定期テストで期待以上の成果がでました。
何かを成し遂げようとするときは
長い目で見ることと
よく受験生に話しますが、
この生徒を見て、まさにその通り。
今回の成果を大きな自信として
夢に突き進んで下さい!
僕の先入観、勘もまだまだ甘い。