• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

英語民間試験の活用が延期されました。

 

 

文科省が大々的に大改革するぞと
高校側もしくは大学側のコンセンサスが取れていないなど
諸問題を抱えたまま、
半ば強引に推し進めた結果、
こんな直前の発表でその影響をもろに受けるのは
現高校2年生です。

 

 

本気で大学に入りたくて、
英語の4技能に活路を見出して
頑張って勉強してきている
お子様もいるのではないでしょうか。
本当に考えてもらいたい。

 

 

スクール寺子屋では、
英検を勧めており、
その事前予約申込も完了しておりますが、
今後どうなるだろう。
英検に電話してみましたが、
予約金の返金に関して、
今後新たな発表があるそうです。

 

 

どういった内容になるのかは
現時点で分かりませんが、
英検を勧めた言い出しっぺは僕なので、
絶対に損はないような形をとりたい。

 

 

文科省が高校生を振り回したのと同様に、
僕も高校生を振り回している。
罪は同じです。

 

 

こういった内容のLINEを保護者に一斉送信しましたが、
仕方ないことですと温かい返事をもらいました。
非常にありがたいお言葉ですが、
寺子屋に関して、自分のなかで『しかたない』とか『しょうがない』とかで処理することに抵抗を感じます。
でも、救われました。
ありがとうございました!

 

 

スクール寺子屋では、以前のブログでもあるように
英語民間試験の対策も予定しておりました。
予定と言っても、
一般選抜(一般入試)で英語民間試験を積極的に活用する大学がほとんど見られなかったので、
全員受講する通常授業に盛り込むのでなく、
必要な生徒が受講するオプション授業を考えておりました。
しかも、国立大学協会の英語民間試験の活用における規定から照らし合わせて各大学の発表を見ても、
必要最低限の活用するといった感じでした。
そこで、英語民間試験の対策授業は必要最小限(多くても10回)にとどめ、
共通テストや各大学の試験に重きをおくよう
年間カリキュラムを構成していました。

 

 

今回の発表を受けて、
高2の3月から英語民間試験対策のオプション授業を予定しておりましたが、
実施しない方向に進めていこうと思います。
その分、一般選抜で受験する全員に関わる
共通テストや個別試験に力を入れます!

 

 

ただ、学校推薦型選抜(推薦入試)や総合型選抜(AO入試)で
英検を活用する場合もあるので、
それは個別で対応いたします。

 

今回の延期によって、
さまざまな影響を受けることは必至です。

 

 

まず、思いつくのは
共通テストの英語はどうなるんだろう。
当初は民間試験で4技能を測るんだったら、
共通テストでは発音問題や文法問題は出題せえへんからねという流れだったので、
配点や出題傾向が再度見直しされる可能性があると思っています。

 

 

また、各大学の入試予告も再度、発表されるでしょう。
民間試験の活用が困難であることが決断されたことによって、
高校生のための学びの基礎診断にも影響を受けるでしょう。
共通テストにおける現代文の記述の採点の議論にも影響を与えるかもしれません。

 

 

二転三転する情報ですが、
こまめに確認することは怠らず
継続していきたいと思います。