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センター試験に替わる大学入学共通テストの英語で
リスニングの比重が倍以上になることが正式に発表されました。

 

 

今までのセンター試験では
筆記が200点。リスニングが50点。
新しい共通テストは
リーディングが100点。リスニングが100点。
となります。

 

 

つまり、英語におけるリスニングの比重が
20%から50%に大幅UPしたわけですね。
実は今回の正式発表がある前から
リスニングの比重が倍増する兆候はありました。

 

 

4技能が話題の中心にありますが、
今後の大学受験の英語において、
聞く力がないと非常に厳しいものになると感じています。

 

ここまで比重が上がると
高3になってからの対策では間に合わず、
共通テストで大きな失点を許すことになると前から思っていたので、
高2から寺子屋生はリスニングの対策をしています。

 

 

対策といっても、
共通テストの傾向にそった問題を
演習しているわけではありません。

 

 

リスニングのスキルは大きく分けて2種類あります。
ボトムアップ・スキルとトップダウン・スキルです。

 

 

ボトムアップ・スキルは音から単語を聞き取り、
聞き取った単語をつなぎ合わせて文を理解して、
細かい部分から全体を把握するスキルです。
それに対して、トップダウン・スキルは
さまざまなヒントや背景から全体の状況を予測し、
音声を聞きながらこの予測を修正していくスキルです。

 

 

寺子屋生の高2はまずはボトムアップ・スキルから。
シャドーイングやディクテーションなど
飽きないようにいろんな角度から英語を聞いて、
ボトムアップを図っています。
そういった教材もかき集めているので、
リスニングの題材に困ることはないです。

 

 

高2の4月から本格的にリスニングの対策をしていますが、
ディクテーションの正答率も上がってきました。
高3になって慌てないように
今のうちに聞く力をつけていきます。