• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

先日、同業者が僕の塾に来てくれました。
同業者は僕が以前勤めていた会社の方です。

 

 

温かい風土の学習塾で
講師それぞれが教育に対して
熱い想いを抱いて子どもたちと接していました。

 

 

僕はどうしても生まれ育った西濃地区で
地方には数少ない高校生だけの塾を開きたかったので
その学習塾を辞めました。
それ以外の不満は一切ありません。
辞めると伝えたときも
僕を引き留めて下さったり、
想いは変わらないなと悟られると
応援して下さいました。

 

 

一度、その学習塾から
一緒にやらないか?と
提案を受けたことがあります。

 

 

大変ありがたい言葉でしたが、
僕の答はNoでした。
一緒にやると人に甘えてしまうような気がして。
自分で決めたからには、僕が思うベストの形で、西濃地区の高校生の勉強部屋を提供したい。
人に甘えてしまったら、僕自身が頑張らないような気がしていました。
だから、極力、自分でできることは自分一人でやっていこうと決めました。

 

 

しかし、それは間違いでした。
この塾には多くの方々のサポートがあって成り立っています。
玄関には以前勤めていた会社から頂いた『今日の自分に勝つ!』の垂れ幕。観葉植物。
友人が僕の塾に飾って!とでかでかとした『努』という額縁。
スタンディングデスクや教室と自習室を繋ぐ扉をつくってくれた親父。
そして、家族や友人、同業者から多くの方々を紹介していただきました。

 

 

つまり、自分一人でやっていこうと考えていましたが、
ふたを開けると多くの人の支えがありました。
並の人間が自分一人でやっていこうなんて無理なんだ。

 

 

僕は本当に人に恵まれている。

 

 

人とは何だろうか。

 

 

その答えはまだ僕には明確には分かりませんが、
少なくともスクール寺子屋に関わっている方々への感謝の気持ちは失いたくない。