新聞を見ていたら
どうやら『教育虐待』が増えているらしいです。
あんまり教育虐待という言葉聞き慣れませんが
勉強を限度を超えて押しつけることによる虐待です。
テストで間違えた問題数だけ
親に暴力を振るわれたケースもあるそうです。
ただ、非常に誤解を生みやすい報道に感じました。
教育熱心と教育虐待の線引きは非常に難しく、
逆に子どもを放置すればネグレクトで別の虐待になります。
もちろん、先ほどの例のように
暴力をふるうのは絶対ダメです。
でも、普段から高校生と関わって思うことですが、
基本的には子どもは放っておくと楽な方向に流れます。
大学受験に関するピントが薄い高校1,2年生は特にそうです。
自分で計画的に勉強できる生徒は一握りです。
だから、こちら側が子どもたちにレールを引くことも必要です。
僕の塾に通ってくれている生徒たちに対して、
思春期に努力が足りなかったために人生の選択肢の少なさを感じ、後悔する人にはなってほしくありません。
大人になっても探求心や忍耐力が必要です。
生徒の自己実現に近づくためにも
今後もよい学習環境づくりを心がけたいと思います。
