さて、前回の続き。
新しい共通テストになって
負担が増える新高校1年生。
そんな新しい大学受験に向けて
どう立ち向かっていけばいいのか
第二弾です。
僕はこれから大学受験に望む生徒に
共通テストだけが大学受験じゃないということを
強く言いたいです。
しかも、共通テスト無しで大学に合格することもできるんです。
大学に入るためには3つのパターンがあります。
①一般選抜
②学校推薦型選抜
③総合型選抜
このなかで共通テストを使うパターンは①です(一部②も使う)。
特別な技能や実績を持つ場合は③を使いますが
主に①と②の入試になると思います。
①は共通テストなどバリバリ学力を測る試験
②は高校の成績や面接・小論文などで決まる試験
つまり、中学生で言えば
①は実力テスト系で評価される入試
②は定期テスト型で評価される入試
というふうに大別できるんです。
ですから、ブログのタイトルは
『高1から始める大学受験』となっていますが
もし、高校1年生から大学受験のことを考えているのであれば
まずは定期テストで高得点を取っておくことをお勧めします。
多くの場合、入試問題を参考にして
定期テストは作られているわけですから
それが共通テストや大学独自の学力試験の基本となってくるのはもちろんですが
それよりも高校1年生から定期テストを頑張っておくと
①の一般選抜だけでなく、
②の推薦にも選択肢が拡がり
大学受験において非常に有利です。
国公立大学や有名私大など人気のある大学は
不合格という結果が返ってくる確率の方が高いです。
倍率が3~10倍なんて
ざらにありますから。
つまりはチャンスを増やすことによって
志望校に合格する可能性は自ずと広がっていきます。
そして、そもそも実力テストが苦手という場合は
高校入学から共通テストは受験せずに
推薦のみを考えた戦略も有効です。
私立大学には指定校推薦という
校内選考に通れば
ほぼ合格というおいしい入試もあります。
ただし、高校によって
指定校推薦に積極的か消極的かは
はっきり分かれますので
その辺りの情報も必要です。
この場合は高校の定期テストの結果がめちゃくちゃ重要になります。
以上、高校においては定期テストが
非常に重要というお話でした。
僕の塾は『高校生専門塾』です。
では、次回は
これらを踏まえて
スクール寺子屋ができることを
紹介します。