• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

前回は新高校1年生から
共通テストに新科目『情報』が加わることを紹介しました。

 

 

今までこのブログシリーズで
大学受験の負担が増えることを綴ってきましたが
今回のブログでは
その新しい大学受験に対して
どう立ち向かっていけばいいのか
僕の視点でお伝え出来たらなと思います。

 

其の一 思考力を身につける

センター試験から共通テストに代わって
現代入試のトレンド『思考力』。

 

ただ、思考という言葉は幅広いですよね。

 

今日の晩御飯何にしよう?と
冷蔵庫にある食材を思い浮かべながら
献立を決めるのも日常的な思考ですし
どうして数学でこんな公式が成り立つんだろう?と
考えるのも学問的な思考です。

 

共通テストはどんな思考力が試されているんだろうと
疑問に感じる方は多いと思います。

 

僕個人の見解は
読解力に尽きると思っています。

 

それは文章だけはなく
表や図、イラストなど
問われていることに対して
必要な情報を引っ張り出す能力です。

 

言わば、全体全てを細かく見る能力ではなく
カメラのオートフォーカスのごとく
対象物にピントを合わせる能力です。
大事な部分はめっちゃ見て、
そうじゃない部分は大雑把に見るように
資料を立体的に見る力が必要です。

 

その力を養うためには
特に小中学生の保護者さんがこのブログを読まれている場合は
小中学生のうちから国語の文章読解ができるようになっておくと
それが共通テストの思考力に直結するんじゃないかと思います。
しかも、教科書にある文章ではなく
初見の文章で問われていることを正確に理解して答える力です。

 

今年の共通テストを終えて
興味深かったことがあります。

 

歴史的難化の数学でしたが
当塾もその影響は受けています。
70点ぐらい見込んでいた生徒が50点だったりと
見込んでいた点数よりも低い生徒の方が多くいました。

 

でも、あまり難化の影響を受けなかった生徒もいるんです。

 

その生徒たちは難解な公式や計算がバリバリできるといったわけではなく
どちらかと言えば文系脳の生徒に多かったのが非常に興味深いことでした。

 

共通テストにおける思考力って何?って話をしましたが
『思考力』=『読解力』と個人的に思っています。

 

其の二は次回のブログで紹介します!