今日はかな先生のお話。
かな先生は頭脳明晰で
質問対応で引っ張りだこです。
非常勤講師としてかなり優秀で
指示された業務はノーミスです。
それだけでも素晴らしい彼女ですが
僕がかな先生に感心させられるのは
プラスαがあることです。
上にあるかな先生の写真。
何をしていると思いますか？
ちょうど寺子屋コースで質問を全て対応し
時間にゆとりがある時で
いわゆる暇タイムです。
そんな時にかな先生は物理の教科書の解説をオリジナルで作っていました。
この物理の教科書の解説がくせ者であります。
一般的に教科書は解答はありますが、
その解答に至るまでのプロセスはありません。
そして、さらにそのままテスト範囲になることも多いので
質問が大量に出てきます。
質問が大量に出る。
つまりは生徒が勉強していて困るところです。
僕がかな先生にお願いしたわけではなく、
空いた時間に自主的に解説を作ってくれているのでした。
指示通りの仕事だけではダメ。
プラスαがないと。
とよく言われることですが、
それを強く言い過ぎるが故に
プラスアルファが目的になり、
本来の目的とはズレてしまっていることは
気づけば残念になります。
でも、かな先生は違う。
プラスアルファが目的になってない。
生徒が物理を勉強しやすくなるようにが目的で
その結果がプラスアルファの行動になってる。
僕はこの塾で一応、ボスですが、
若い子から教えられることが
ホントよくあります。
