• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

大学受験指導に20年以上関わっていると、
不思議なもので「この子は合格するな」という感覚が、
だんだんと分かってくるようになります。

 

それは、単に模試の判定が良いからではありません。
E判定でも、明らかに「伸びるな」と思わせる生徒がいます。

 

共通しているのは、
自分に必要な努力の量を受け入れ、
日々、黙々と積み重ねていること。

 

何かを手に入れるには、
何かを手放す覚悟が必要だということを、
彼らは気づかせてくれるのです。

 

 

高校3年生の春。

 

「もっと勉強時間を確保したい」と、
ある生徒が『極・自習室』を使い始めました。

 

 

その生徒が感心されるのは、学校がある日でも、
毎朝7時には塾に来て、
登校前の1時間を勉強にあてていることです。

 

しかも、一人ではなく、
友だちと約束をして。
お互いに声をかけ合い、
普段より1時間早く起きて、
毎日通ってくるのです。

 

安全面を第一に考えた上で、
『極・自習室』は24時間開放にはしていません。
「それでも、朝早くから使いたい」という声に応える形で、
年中無休・朝6時開放にしています。

 

 

もちろん、早起きは誰にとっても簡単ではありません。
まだ外が薄暗い時間に目覚ましを止めて、
眠い目をこすりながら準備をする。
寒い朝も、雨の日も、布団の誘惑に負けずに玄関を出る。
スクール寺子屋までの道を急ぎながら、
「今日もがんばろう」と自分に言い聞かせる。
塾に着いたら、友だちと小さくあいさつを交わし、
席に座って、静かに机に向かう。

 

その1時間で劇的に成績が上がるわけではありません。
でも、その1時間を毎日積み重ねられるからこそ、
着実に強くしていくのです。

 

こうした“目に見えない積み重ね”こそが、
本当の力になると、私は信じています。

 

そして同時に、
彼らの姿を見ていると、
何かを手に入れるには、
何かを手放す覚悟が必要なのだと。

そんな当たり前だけれど、
つい忘れてしまいがちなことを
私たち大人の方が教えられます。