高校3年生の数学Ⅲの授業のときです。
筑波大学の『面積』を扱った問題。
シンプルに面積を求める問題ではなく、
2つの面積の大小を問う問題です。
僕が入試問題を解説するうえで
大切にしたいことは
自分の直感を伝えるということです。
解説を見れば、
スマートな解き方が書いてありますが、
発想が出てこなければ終了です。
だから、授業前にまずは僕が解いてみて、
なぜその発想にいきついたのか紐解きながら
説明するようにしています。
その筑波大学の問題も事前に解きましたが、
解説とは違った解き方をしてしまいました。
解説は面積の大小を比べるときに
図形の共通性を用いてシンプルな式で解いていました。
僕は共通性を見いだせずに
ゴリ押しで大小関係を導き出しました。
授業では僕のゴリ押しの解答も紹介しました(もちろん解説のやり方も)。
でも、とある生徒が図形の共通性を見抜いた立式をしていたのです。
素晴らしいと褒めましたが、
さらに驚かせたのはその次の発言です。
僕が1年前の当時高校2年生の授業のときに
図形の共通性について話していたというのです。
自分が話しておいて見抜けなかった悔しさもありますが、
それよりも1年前の僕の話を覚えてくれたことが嬉しいです!