2010年ごろだったでしょうか。フジテレビで放送されている『奇跡体験アンビリバボー』
という番組である男性が取り上げられました。
マイクロソフト社の幹部だった『ジョン・ウッド』という男は長期休暇の折に、ネパールを訪れました。
トレッキングの休憩先で、10歳前後の男の子がビール瓶を持ってきてくれます。
その少年はお金がなく、家族のために働いているとのこと。
少年は、冷たい川にビール瓶を付けておきました。
冷蔵庫もないので、そういった工夫で客をもてなしました。
ジョンは驚きます。自分が10歳のころは、親に買ってもらった本で読書をしていました。
しかしこのネパールの子は、10歳にして働いている・・・。
さらに偶然にも現地の小学校を見学する機会がありました。
そこで目の当たりにしたのは、厳重な棚にしまわれた本。貴重な本が厳重に保管されていたのです。
学校の図書館にもかかわらず、気軽に子供たちが本を読める環境ではありませんでした。
アメリカに帰国後、バリバリ仕事をこなすジョンでしたが、頭の中はネパールの子供たちでいっぱい。
彼らが本を気軽に読める環境を作れないだろうか。
そこでボランティアとして、子供たちに本を送ることを始めます。しかし送るだけでは終わらず、
彼は年収5000万を捨て、自分が一番したい道に進みます。図書館を作ることを自らの使命にしたのです。
一方彼の父親とジョンは、あまり良好とはいえない親子関係。
ある時、ジョンが本を送る作業をしていたら、彼の父親は何も言わずに作業を進めてくれていました。
家族の理解もあり、ジョンは自ら寄付を集め、途上国に図書館を作ります。
それが今日でも活動している、NGO団体
『Room to Read』です。
今では15か国以上で子供たちの教育に携わっています。
今の自分は、こんなにも恵まれた環境で生活ができ、勉強ができ、仕事ができているのだと思い、
最近ふと、改めてジョンの活動を思い出しました。