広島で40年以上、居場所がない少年少女に、
無料で食事を提供している方がいらっしゃいます。
周りの方からは「ばっちゃん」と呼ばれています。
ばっちゃんは、非行に走る子たちに
自宅で手料理を振る舞っています。
なぜそのようなことを始めたのか?
保護司だったばっちゃんはある時、
シンナーに手を出す子に出会います。
「なぜそんなもの(シンナー)に手を出すんだい?」
すると「お腹が減るから」との返答。
悲しいかな、その子は親御さんからの愛情、
そして手料理を振る舞ってもらっていなかったのです。
そこでばっちゃんは、温かい手料理を振る舞いました。
するとその子は何度もばっちゃんの家に通い
温かいご飯を食べるようになりました。
そして、シンナーもキッパリとやめます。
ばっちゃんは言います。
「人は食べんことには悪い方へ向かってしまう」
空腹、孤独、環境。非行と再犯を防ぐためには
この三つを立て直すことが大事だと信じ
これまで活動されてきました。
温かいご飯と暖かい人に出会うと
人の人生が変わることもあるのです。
ばっちゃんが大切にしていること。
「人間の優しさって言うのは、見返りを求めたらいけない。見返りを求めるのは優しさじゃない」