あっという間に大晦日。
2025年も残すところわずかとなりました。
大晦日ではありますが、
スクール寺子屋は今日も受験生のために校舎を開放しています。
中学3年生は理科暗記フェスでテキストとにらめっこ。
高校3年生は共通テストに向け、毎日淡々と演習を重ねています。
さて、2025年を振り返ってみると、本当にさまざまな出来事がありました。
その中でも、生徒たちは知らない出来事ですが、
私にとって印象深かったのが、
柴田先生と行った「勉強合宿」です。
来年度から、大学受験向けに日本史と地理の授業をスタートさせます。
スクール寺子屋では、
英語・数学・国語・理科・情報の授業は行ってきましたが、
これまで社会科は扱ってきませんでした。
社会は、大学受験カリキュラムとして個人の学習計画表に落とし込むのみ。
各教科の成績推移を比べてみると、毎年はっきりと「社会だけ伸び率が低い」。
それが、開塾以来ずっと感じてきた、僕の塾の弱点でした。
一時期、外部の力に頼ろうとしたこともあります。
ただ、その方法では授業料を上げざるを得ませんでしたし、
何よりも、「どこでつまずき、どこが分かっていないのか」という一番大切な部分を、
自分の目で確認できなくなってしまったのです。
授業は確かに進んでいる。
教材も立派。
でも、生徒のノートや答案に現れる「思考の跡」に触れる機会が減っていく。
それに違和感を覚え、社会の講座は1年で終了しました。
そこで、柴田先生は日本史を、
私は地理を一から勉強し直そう、
という話になりました。
そして一度、三河地方まで、
二人きりの勉強合宿に行くことになりました。
宿泊先に着くや否や、
荷物を置いてすぐ勉強開始。
普段とは違う環境、
新鮮な空気の中で集中していると、
気づけば外はすっかり暗くなっていました。
夕食を済ませ、私は夜10時頃に就寝。
しかし午前2時ごろ、
ふと目が覚めて大広間を見ると、
そこには、まだ黙々と勉強を続けている柴田先生の姿がありました。
私たちは、「子どもが勉強できるようにする」ことが仕事です。
一方で、私たちは「勉強しなさい」と言う立場でもあります。
定期テスト前のテスト勉強会や、
夏休み・冬休みの自立学習ノルマ制は、
その象徴です。
だからこそ、私が常々思っているのは、
生徒に勉強を求める以上、
まず自分が勉強していなければならない、
ということです。
自分が勉強しているか、していないか。
それだけで、言葉の説得力はまったく違ってきます。
授業の幅を広げたい、という思いもあります。
しかしそれ以上に、
生徒に「勉強しなさい」と伝えるとき、
自分がその言葉に耐えられるかどうか。
その問いが、僕と柴田先生を机に向かわせているのだと思います。
2025年も、もう終わりです。
今年も、スクール寺子屋を信じて通ってくださった生徒の皆さん、
支えてくださった保護者の皆様、
本当にありがとうございました。
どうか皆様、穏やかな年末年始をお過ごしください。
そして来る2026年が、実り多く、
静かな自信を積み重ねられる一年となりますように。
来年も、スクール寺子屋は「学ぶ姿勢」を大切に、
一歩ずつ前に進んでいきます。
よいお年をお迎えください。