伊藤先生のブログにもありましたが、
来年から高校の日本史を担当することになりました。
用語集や問題集、講義本など購入し、まずは用語のインプット。
ただ、知識を入れるだけでは頭には入っても、
いざ生徒に伝えるとなると何かが足りない。
そう感じたため、今年は奈良に何度か足を運びました。
奈良では有名な神社仏閣を巡っていますが、
先日興福寺を訪れた際、国宝館の中でひときわ強い存在感を放つ仏像に出会いました。
それが 「山田寺仏頭(やまだでらぶっとう)」 です。
たった“頭”だけの仏像なのに、目の前に立つと不思議と圧倒されます。
あるとき寺を襲った火災によって焼失。
ところが 頭部だけが奇跡的に残ったと言われています。
焼け跡の中で、この美しい仏頭だけが残ったと知ったとき、
当時の僧侶や人々はどんな気持ちだったのでしょう。
もとは山田寺のものでしたが、現在は興福寺国宝館に所蔵され、
白鳳文化を語る上で欠かせない国宝として、多くの人に親しまれています。
興福寺に行かれる際は、ぜひ国宝館でこの仏頭をご覧になってみてください。
なお、興福寺の五重塔は現在修復中ですが、
中金堂や東金堂は見学でき、藤原不比等ゆかりの歴史も感じられる名所です。
さらに、境内の西側には 南円堂があります。
ここは「西国三十三所霊場」の一つとしても知られています。
西国三十三所霊場といえば、岐阜にも関係がありますね。
そう、満願の寺として知られる谷汲山華厳寺です。
自分が住む岐阜ともかかわりがあって、行ってよかったです。