• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

中3生の中には、ほぼ毎日のように寺子屋に来て、
コツコツと勉強に取り組む生徒がいます。

 

毎週の課題である『高校受験カリキュラム』にしっかり向き合うのはもちろん、
早めに終わった日は、中3専用の本棚から興味のある問題集を手に取り、
自分でテーマを決めて勉強する様子もよく見かけます。

 

この日も、社会の教材を取り出し、歴史の復習を始めていました。

 

ふと様子をのぞいてみると、
「要点のまとめ」を読まずに、
いきなり確認問題から入っていました。

 

ある程度理解が定着している生徒ならその方法もOKです。
しかし、まだ基本語句が十分に身についていない段階で問題から入ると、
根拠のない薄い理解のまま進んでしまう危険があります。

 

暗記科目のように見える歴史ですが、
実は「因果関係」や「時代の流れ」を理解してこそ、
本当の意味で知識が定着します。
出来事を点ではなく線として捉えることで、
なぜその出来事が起きたのか、なぜその人物が登場したのかといった背景がつながり、
覚える負担もぐっと減ります。

 

そして、この流れで理解する力は、
高校生になってからこそ本領を発揮します。
高校の勉強は中学よりも情報量が多く、
より深い理解が求められます。
だからこそ、中学生のうちに「因果関係をつかむ」「点でなく線で考える」という学び方を身につけておくことが、大きな強みになるのです。

 

その生徒には
「まず要点を押さえてから問題に取り組むと、解きやすくなるよ」
と伝えると、すぐにアドバイス通り取り組んでくれました。

 

ちょうどそのタイミングで、
歴史が非常に得意な高3生がいたので、
声をかけて、中3生に歴史の勉強法を話してもらいました。

 

高校生のリアルな勉強法というのは、
私たち講師の言葉よりも、しばしばスッと届くものです。

 

実は、当塾が高校生専門塾でありながら、
中学は3年生のみを対象にしているのにはここに理由があります。

 

中3の段階から 「高校をリアルに感じながら受験勉強をしてほしい」 からです。

 

内申点や模試の偏差値で高校を選んでしまうと、
入学後に「思っていた学校と違った…」となることがあります。

 

だから私たちは、数字だけでなく学校の空気や先輩のリアルな声を大切にしています。

 

スクール寺子屋では、中3生が高校生と同じ空間で勉強します。
そのため、目の前で高校生が本気で学ぶ姿を見ることができ、
勉強に向かう姿勢そのものを学ぶ機会が自然と生まれます。
さらに、志望校に通う高校生から直接話を聞くことができるため、
どのように勉強すればいいのか、
学校の雰囲気はどうなのかといったリアルな情報を知ることができます。
高校生が話してくれる内容は、
パンフレットや進路資料には載らないことばかりです。
学校生活の実際、部活動の様子、授業のスピード感など、
生の声だからこそ伝わる情報が豊富にあります。

 

こうした環境が自然に生まれています。

 

 

「自分が進む高校」をリアルに理解したうえで受験勉強に取り組める。
これこそが、中3を受け入れている最大の理由です。

 

スクール寺子屋に毎日のように来る努力家の中3生は、
今日もまた一つ、正しい勉強の手順を手に入れました。

 

そして、その姿は自然と周りの生徒にも良い影響を与えます。

 

これからも、生徒同士が学び合い、
中3生にとって「高校をリアルに感じながら受験に向かえる場所」をつくっていきたいと思います。