高2生と高3生が混じって、
同じ共通テスト形式の数学ⅠAを
本番と同じ70分間で解く演習会を行いました。
この演習会の意図は2つあります。
ひとつは、高2生に
「約1年後に控える共通テストとはどんな試験なのか」
を体感してもらうこと。
もうひとつは、高3生に
あえて普段より緊張する環境で
問題に向き合ってもらうことでした。
高2生と高3生は隣同士に座り、
採点もお互いに答案を交換して行いました。
高3生にとっては、
これまで積み重ねてきた勉強へのプライドもあります。
「まさか隣の生徒より点数が低いわけにはいかない」
そんな無意識のプレッシャーがかかる環境です。
精神面も含めて、
できるだけ本番に近い状況を作りたい。
そう考えて、あえて平常心を奪う環境を用意しました。
演習後に高3生へ感想を聞くと、
「普段より全然緊張しました」
という声が多く聞かれました。
なかには、「問題を2ページ分飛ばしていました」
「プレッシャーで頭が真っ白になりました」
という普段の演習ではあまり出てこない感想もありました。
これらは決して「悪い反応」ではありません。
むしろ、本番を意識したからこそ出てきた反応です。
それぞれが感じたことに対して、
「次に同じ状況になったらどうするか」
を各自で考えてもらい、
後日それを高3生全体で共有する予定です。
共通テスト本番では、
できることなら平常心で解いてほしい。
そう願うのは当然です。
ただ、これまでこの試験のために
どれだけの時間をかけ、
どれだけ悔しい思いをして、
どれだけ本気で向き合ってきたかを考えると、
平常心でいられないのは、
むしろ自然なことなのかもしれません。
それだけ大切な試験であり、
それだけ本気で頑張ってきた証拠でもあります。
「緊張してはいけない」のではなく、
「緊張した状態でも、自分の力を出せるようにする」。
そのための経験として、
今回の演習会を企画しました。
高2生と混じって行った
『高2 vs 高3 共テ演習会』。
結果は、平均点では高3生の圧勝。
ダブルスコアでした。
ですが、高3生も1年前、
最初から特別に勉強ができたわけではありません。
この1年で、大きく成長してきたのです。
今までやってきたことを、信じてください。
そして演習会でも話しましたが、
高2生にとって入試は
「早く動いたもん勝ち」です。
このリベンジは、1年後。
またここで、果たしましょう。