先日、NHKの「映像の世紀バタフライエフェクト」で、
9.11同時多発テロの直前に残されたボイスメッセージの特集がありました。
ハイジャックされた機内から、
家族や愛する人に向けて送られた、まさに“最後の声”です。
番組で流れたメッセージは、
どれも胸をえぐられるような生々しさをもっていました。
その中で印象的だったのは、「I love you.」「君を愛している。」
といった言葉が何度も繰り返されていたことです。
日本ではあまり口にしない言葉だからこそ、
文化の違いを強く感じさせられました。
同時に、人が死を前にしたときに伝えたい思いは、
きっと国や言葉が違っても同じなのではないか、とも思いました。
日本人なら「ありがとう」や「ごめんね」といった言葉になるのかもしれません。
けれど、その根底にあるものは「大切な人への思い」なのだと。
普段はなかなか口に出せない言葉を、
生きている今だからこそ、少しでも伝えておくことが大切なのかもしれません。