中3の英語の授業で、ちょっとハイレベルな並び替え問題を扱いました。
関係代名詞を使う問題だったのですが、多くの生徒がそこにはちゃんと気づけていました。
でも、正解にたどり着けたのは1人だけ。なぜかというと、英語の語順に気がつけるかどうかがカギだったからです。
それは「新情報と旧情報」のルールです。
英語では、「もうすでに話し手と聞き手の間で共有されていること(=旧情報)」
を文の前の方に置き、「これから伝えたい新しいこと(=新情報)」は文の後ろに置くのが自然とされます。
例えば、
When did you come here?
(いつここに来たの?)
この質問に対して、次の2つの答え方があります:
① Two weeks ago I came here.
② I came here two weeks ago.
どちらが自然なのか?
②が自然です。
“I came here”は質問の中で既に出てきた情報=旧情報。
“two weeks ago”は新しい情報なので、文の最後に置くのが英語らしい語順なんです。
この感覚が、並び替え問題での決め手になりましたが、中3には少し難しい内容でした。
この「情報の順番」を意識できると、文の語順がぐっと自然になります。
今回の授業でも、関係代名詞の使い方に気づけた生徒は多くいましたが、
「何を前に、何を後ろに置くべきか」という感覚を持てたのは一人だけでした。
日本語でも「が」が新情報で、「は」は旧情報なんです。
『昔々、おしいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに・・・』
やっぱり「が」が新情報で、「は」は旧情報ですね。
There is/are 構文も新情報を文頭に置くのを避けるための構文です。
中3には難しい内容だったと思いますが、またこの手の問題が出てきたら、説明します!