• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

『褒めて伸ばす』とはよくいう言葉ですが、
褒めるというのはなかなか難しいものです。

 

単に言葉上で褒めたとしても
相手に響かなければ
何の意味もないように
感じてしまいます。
そして、伸ばすために褒めるのも
意図的でたいていの人はそれをすぐに見抜きます。

 

実は昨日、そのような反省すべき出来事がありました。

 

とある生徒が前期期末考査の個表を提出してくれました。

 

100点の科目もあり、いつもより校内順位が良かったので
『すごいやん!』と褒めました。
でも、その生徒の表情を見ていても
何ら響いた様子はありませんでした。

 

僕のなかに違和感があり、
しばらくの間、もやもやしていました。
ホントにすごい!と思ったけど
伝え方が甘かったなと。

 

だから、次にその生徒と話すタイミングを見計らって
『自己ベスト更新やない?』と端的に今までの過程を添えて伝えました。

 

すると、どうでしょう。
年上の人に喜怒哀楽を前面に出すタイプではないのですが
最初の『すごいやん!』よりは響いている様子でした。

 

この仕事をしていて
『褒める』重要性は痛感しています。
テクニック論などの本も読んだことがありますが、
やっぱり僕はちょっとした変化だとか、今までの過程だとか
生徒と直接触れ合うからこそ感じることができるものを大いに認めたいと思います。

 

昨日の件は、ちょっと反省。