先日のテスト勉強会での出来事。
とある生徒の話。
いつものように朝から夕方までのテスト勉強会。
先日の記事にもありますが
テスト前にまとまった勉強時間を確保するのが目的です。
なかには長時間勉強することに抵抗を感じる生徒も。
今日紹介する生徒はまさしく長時間勉強するのが苦手な生徒です。
長時間の勉強を終え、帰るときに僕は「おつかれ~」と労いの言葉を全生徒にかけるようにしています。
そして、「おつかれ~」以外にも何か一言を伝える生徒もいます。
その生徒に「疲れた?」と意地悪なことを聞きました。
何が意地悪かというと返ってくる答えがある程度予想できるからです。
『めっちゃ、疲れました・・・もう無理です・・・』
とこれ以上勉強できないと疲労感いっぱいの返事だと予想していました。
過去にこういったやりとりは何度かあります。
でも、僕の期待は
見事に裏切られました。
『全然、疲れてないです! 余裕です!』
意外すぎる答えに戸惑いを見せちゃいましたが、続けて
「じゃあ、帰ってからも家でたくさん勉強できるな」
と嫌味半分、冗談半分のつもりで言いました。
すると、
『勉強すると思いますよ』
『1位取りたいんで』
いつの間にこんな
勉強に前向きになったのだろう。
テスト前はほぼ毎日一緒にいるのに
気づかない自分が恥ずかしいのと
前向きになっていることがめちゃくちゃ嬉しい。