• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

プロ野球の日本シリーズでは
ソフトバンクが広島を下し、
見事V2を果たしました。

 

MVPはソフトバンクの甲斐拓也選手。
正直、昨日までは甲斐選手のことを知りませんでした。
調べてみると、育成出身の捕手で、
昨年はベストナインとゴールデングラブ賞を受賞しています。

 

そんなプロ野球ではどん底から這い上がってきた選手ですが、
インタビューを見るとさらに甲斐選手の魅力に引き込まれました。

 

 

甲斐選手の高校時代。
2つ年上の大崎耀子さんというマネージャーがいました。
野球が相当大好きな方で、
部員からの信望は厚かったそうです。
しかし、上咽頭がんを患い、甲斐選手が高校1年生の秋の時に
18年足らずの生涯を閉じました。

 

 

そんな大崎マネージャーは部員に
心の重要性について語っていたそうです。
大崎マネージャーが亡くなる直前、
力を振り絞って書いた『心』という字は
今でもその高校に飾ってあり、
約10年経った今でも、
野球部員に心を説いています。

 

 

さて、甲斐選手には欠かすことのできない儀式があるそうです。
ピッチャーの投球練習が終わり、
腰を下ろしてから
ホームベースの土を綺麗に掃って
人差し指で丁寧に一文字記します。

 

 

その文字とは『心』。

 

 

僕自身もハッとさせられました。

 

 

大崎耀子さんの闘病ノートと筆者の取材記録をまとめたドラマです。
あっこと僕らが生きた夏』(2012年、NHKより)