とある夜の自習室。
授業がない曜日だったので、
いつも以上に生徒たちの様子を
ゆっくり見ることができました。
すると、ある生徒が
総合型選抜に向けて
ITパスポートの勉強をしていました。
実は、ITパスポートの受験を提案したのは
ほんの1週間ほど前。
もちろん、生徒に勧める以上、
私自身も勉強しています。
内容は、高校で学ぶ『公共』と『情報Ⅰ』を
合わせたような分野が多く、
大垣商業高校の生徒も勉強している資格です。
近年は、総合型選抜や学校推薦型選抜を
利用する受験生が増え、
学力試験だけでは測れない力が
評価される場面も増えてきました。
一方で、
大阪大学や神戸大学の一部では
総合型選抜を見直す動きもあります。
それでも、全国的に見れば、
総合型選抜の割合は
今後も増えていく流れではないかと感じています。
そうなると、
10年後の高校生は、
学校の勉強だけでなく、
資格取得や課外活動などにも
積極的に取り組む時代に
なるかもしれません。
もちろん、
それが本当に良いことなのかどうかは
簡単には答えを出せません。
ただ一つ言えるのは、
私たちが高校生だった頃と比べると、
今の高校生に求められるものは
確実に増えているということです。
だからこそ、
塾も教科を教えるだけでは
十分ではありません。
進路に応じて資格取得を提案したり、
志望理由書を一緒に考えたり、
必要な情報を集めたり。
高校生一人ひとりに合わせて、
今の時代に必要な学びを支えていくことも、
これからの塾の役割だと感じています。