中学3年生はいよいよ定期テストが近づいてきました。
授業もいまは完全にテストモード。
それぞれの学校の進度に合わせながら、
テスト範囲を意識した復習をどんどん進めています。
スクール寺子屋では、
「塾で学校の予習 → 学校の授業 →塾で定期テスト前にもう一度復習授業」
という流れです。同じ内容を何度も繰り返すことで、
記憶として定着させる仕組みです。
先日の英語の授業では、Unit3「A Mother’s Lullaby」の復習を行いました。
まずは本文の内容確認と問題演習。
その後、みんなで答え合わせをしながら、
文法や表現のポイントを丁寧に解説していきました。
答え合わせを進めるうちに、
やや発展的な内容にも踏み込むことがあります。
すると、どうしても正答率に差が出てきます。
そんなとき、英語が苦手な生徒にはこう伝えました。
「難しい問題に挑戦するのも大切だけど、まずは“覚えれば確実に点になる”単語や熟語を完璧にしよう」と。
授業が終わったあと、
その生徒のノートを何気なくのぞいてみると、
単語と熟語がびっしりと書かれていました。
同じ語を何度も何度も繰り返して書き、
ひたすら覚えようとしている様子が伝わってきました。
「とにかく授業中に覚える」この姿勢こそ、テスト直前期に最も大事なことです。
家での勉強時間にも限りがあります。
だからこそ、授業の中でどれだけ集中して吸収できるかが勝負です。
授業中に本気で覚え、
テスト本番で「出た！」と思える問題を確実に取る。
その積み重ねが、最終的な点数の差となって表れます。
この時期は焦りや不安もありますが、
「覚えよう」という意識を持ち続ける限り、必ず結果はついてきます。
努力を見せてくれた生徒たちを、私たちも全力で応援していきます。
