とある高3の生徒が、僕のところに。
開口一番、
「先生にとってはどうでもいい情報なんですが……」
と前置きしながら、
学校内で得たある情報を教えてくれました。
その情報は、実は中学3年生の進路指導において、
とても価値のあるものでした。
こうして直接、高校生とつながっているからこそ得られる、現場感のあるリアルな話。
でも、それ以上に心を打たれたのは、
その生徒がこう言ってくれたことです。
「中3の進路指導に役立ててください!」
大学受験を控え、自分自身のことで精一杯のはずなのに、
その忙しさの中で、わざわざ後輩たちのことを思い出し、
「少しでも力になれたら」と、足を運んでくれた。
その優しさと心の余白に、胸が熱くなりました。
学力だけでなく、
人としてもこんなに成長しているんだなと、
改めて彼の背中に学ばされました。