私や柴田先生が授業をしている間も、
大学生スタッフが質問対応をしてくれています。
授業日の自立学習時間や自習室に来てくれた生徒が
「分からない!」という場面にすぐ対応できるよう、
大学生に来てもらっているのです。
ある日のこと。
高校1年生の生徒が大学生スタッフに1時間ほど質問していました。
内容は学校の授業で分からなかった「物理基礎」と「数学A」についてです。
物理基礎では、最初に「速度」の単元を学ぶ学校が多いのですが、
ここで登場するのが sin, cos, tan。
この三角比は本来、数学で学ぶ内容です。
ただ、数学では高校1年生の夏〜秋ごろに初めて出てくるため、
それより前に物理で出てくると「???」となってしまう生徒が多いのです。
今回の質問も「sin, cos, tanって何?」というところから始まっていたようでしたが、
分からないことをそのままにせず、
早めに解決しようとする姿勢はとても頼もしいものでした。
高校の授業は中学よりも進度が早く、
つまずきを放置してしまうと後々大変になります。
理解できていない部分が雪だるま式に増えていってしまい、
最悪のケースは取り返しがつかないことも。
分からないことは、
自分で考えたり調べたりすることが大切ですが、
それでも解決しないときは、
遠慮せずに質問してください!
そうすることで、今の不安が未来の自信につながっていきます。