• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

ゴールデンウィーク休みも終わり、本日より通常通り営業再開です!
授業予定や小テストの範囲などは「塾生専用ページ」の週間予定表でご確認ください。

 

さて、ゴールデンウィーク期間中は、
旅行に出かけたり、友人と食事を楽しんだり、生徒の部活動の試合を応援しに行ったりと、
普段とは少し違う時間を過ごし、良いリフレッシュになりました。

 

今回は、その中でも特に心に残った「ある部活動の応援」のお話をしたいと思います。

 

その部活動には、スクール寺子屋に通う生徒たちが何人か所属しており、
普段とは違う一面が見られるのではと、
私自身もとても楽しみにして応援に向かいました。

 

そして、期待は裏切られませんでした。

 

声を張り上げ、体をのけぞらせて叫び、ガッツポーズを決める生徒。
最後の大会に涙を流す生徒。
仲間の活躍を全力で応援する生徒。

塾では見ることのなかった姿に、思わず胸が熱くなりました。
私自身もいつの間にか、生徒たちと同じように試合にのめり込み、夢中で声援を送っていました。

 

偶然にも、塾の生徒が私のすぐ隣で応援していて、
そのまた隣には、私の知らない若い方が立っていました。
その方もまた、ものすごく熱心に応援しており、
プレーの一つひとつに大きな反応を見せていました。

 

きっと部活動のOBなのだろうな、と思っていました。

 

試合は残念ながら悔しい結果に終わってしまいましたが、
それでも選手たちの健闘を称え、私は大きな拍手を送りました。
ふと隣を見ると、その若い方も同じように拍手を送り、
頬には、一筋の涙が光っていました。

 

「なんて熱い人なんだろう」

 

試合後、一緒に応援していた生徒に「あの人、すごかったね」と声をかけると、
なんとその方、部活動のOBではなく、
昨年度までその部の顧問をされていた先生だったのです。

 

その話を聞いて、私は胸がいっぱいになりました。

 

今年度、異動でその部を離れた先生。
目の前で躍動するかつての教え子たちに、
きっとさまざまな思いがあったのでしょう。
その表情、拍手、涙の理由を想像すると、
その生徒たちへの深い愛情が伝わってきました。

 

指導者という立場は違えど、
私も生徒たちと向き合う身として、心を打たれた出来事でした。

 

最後に。

 

スクール寺子屋に通いながら、
部活動でも全力を尽くしてきた皆さんへ。

 

今回の大会で引退となる生徒もいるかと思います。
本当にお疲れさまでした。
そして、最後まで全力で駆け抜ける姿を見せてくれて、ありがとう。