新中3の指導が始まって、1週間が経ちました。
私たちの目標は、高校合格だけではありません。
高校生を指導している経験を活かし、
「高校に入ってからも通用する学力」を身につけてもらうこと。
そのための企画のひとつが、
ハイレベルな数学演習プリント、
通称 「Ultra Exercise」 です。
授業で学んだ内容をもとに、
今や大学受験で重視される「思考力」を鍛える2~4問を厳選。
例えば——
東京大学の数学の試験は、150分で大問6問(理系の場合)。
1問に対して25分もかけることができます。
中学校のテストでは考えられないほど、
じっくりと問題に向き合う時間があります。
そして、その時間の中で試行錯誤し、
自分なりに解答を導き出す力が大学受験では不可欠です。
今日渡したプリントの中には、こんな問題を用意しました。
2013×2013 - 3×2012×2012 + 2×2013×2012 + 3×2012×2011 - 3×2011×2013
展開の知識を使って、計算が楽になるように
工夫しながら解いてほしいです。
(僕が実際に解いた解答は日曜日送ります。)
「Ultra Exerciseのプリント、ほしい人?」
授業の終わりにそう聞くと、半分以上の生徒が手を挙げました。
その姿が、頼もしくてたまりませんでした。
解くかどうかは自由。
でも、「高校受験のその先」を見据えて、
今のうちから挑戦することは、必ず大きな力になります。
さあ、来週月曜日は1週間分の確認テスト!
追試にならないように、しっかり準備しておきましょう!