• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

学生時代の勉強の目的は
分からない問題を分かるようにすることです。
別の言い方をすれば、
不正解だった問題を
次に以下にして正解にするかということです。

 

その際、分からない問題に出会った場合、
どんな対処法があるかというと
①分からない箇所の特定
②参考書や辞書で調べる
③人に聞く
④再現する
という手順が大切です。

 

①についてはまずは解説を読み込んで
分からない部分を明確にします。
どうしてこんな訳になるのか分からない。
なんでこの発想になるのか分からない。
といったように分からないことを具体的にする必要があります。
質問対応をしているときにたま~にあるんですが
『全部分かりません』と丸投げする生徒は
かなり高い確率でその問題が自力で解けるようにはなりません。
だから、どの部分が分からないのか生徒に聞くようにしています。

 

 

②の『調べる』ですが、
選択肢としては教科書や参考書、辞書、ネットなどがあります。
公式や英単語など基本的なことであれば
辞書や適切な教材で調べましょう。
また、ネットでも高校の勉強の内容がかなり分かりやすく紹介されているサイトもあります。
ただし、別の記事に興味を持ってしまい、集中が途切れないようにしましょう。
ネットを使ってしまうと、つい、遊んでしまうという人はスマホを使わないのが無難です。

 

③の『人に聞く』は調べても分からない場合です。
その場合は学校の先生や勉強が得意な友だちに聞きましょう。

 

④の『再現する』はもう一度解いて
分かるようになった問題を定着させることです。
エビングハウスの忘却曲線によれば、
理解してから2日以上は空けて
もう一度解いてみる方が効果的です。
また、隙間時間にもう一度見直してみるのもOKです。

 

 

①と④は個人の性格によるところがあります。
僕の塾では、授業中に勉強法として紹介したり、
やりっぱなしの傾向が強い生徒には質問対応時に解き直すように指示したりしています。
勉強できる環境を整えるためには②と③が重要です。
ですから、自習室には容易に調べることができるよう
参考書や教科書ガイドなどがたくさんあります。
また、質問対応もどの時間帯も質問に答えるスタッフがいるようにしています。

 

 

といった感じで勉強で分からなかったときの対処法をまとめてみました。