とある生徒。
入塾前は、高校の勉強についていけなくて、
ほぼ全ての科目で赤点の状態でした。
どれぐらい理解していないんだろう?と探りながら
授業や質問対応をしていました。
理解できていないことは山ほどありました。
しかし、理解する力がないとは感じませんでした。
理解するアプローチに問題があったのです。
必要のない細かいところまで理解しないと気が済まない。
なかなか先に進めないので、モチベーションも下がり机になかなか向かわない。
どんどんどんどんマイナスな方へ走ってしまう。
そこで今回のテストは範囲を絞って対策しました。
そして、その生徒も逃げずに、
ノートを真っ赤に染めながら
本当に頑張っていました。
その結果、赤点はほぼなくなり、350点ぐらい点数が上がったのですが、
僕の中での目標は赤点0でそのことを生徒にも伝えていたので、
テストが返却されて、その生徒はどう思っているんだろう?とその生徒に聞いてみると、
『今までで一番取れました!』
と笑顔でした。
ほんとにその笑顔に救われました。
次回こそ0で!