• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

今日は振替休日になっている高校が多いので、昼の3時から自習室を開放する予定でしたが、急遽、昼1時に変更しました。

 

それにしても、今日は学年末考査対策授業が目白押しです。

 

『無理数の極限』『三角関数の極限』『熱力学第一法則』『熱効率』『ヤングの実験』『回折格子』『薄膜による光の干渉』『くさび型空気層』

 

今日は数学と物理のみの授業ですが、授業内容は
①生徒から授業してほしいところをヒアリング
②質問の多いところ
③テストによく出題されるところ
の3つに満たしているかどうかで決めています。

このように対策プリントも用意して、生徒の出来具合を見ながら解説していきます。

 

対策授業は理解してもらうのが目的なんですけど、この前、おもしろい出来事がありました。

 

物理基礎を授業したときです。その授業に参加していたある生徒は物理が大っ嫌いです。『どうせ聞いても分からないから』と学校の授業はほとんど聞いていないそうです。その生徒のなかで物理基礎は完全な捨て科目です。

 

そういった状況であることは前々から聞いていたので、授業では一から説明したり、練習問題の順番を工夫したりして、何とか授業後には少しでも『分かった!』と前向きな気持ちになってもらおうとあれこれ策を打ちました。

 

 

授業が終わってまあ理解してくれたかなと思っていたのですが、素晴らしいのはそのあとです。なんと大っ嫌いな物理の問題集を黙々と解いていたのです。こういう自ら学ぶ姿勢をめちゃくちゃ大事にしたい。僕にとっては最高の瞬間でした。