東日本大震災から10年が経ちました。
まずはご冥福をお祈り申し上げます。
僕は震災が起きたとき
島根県の隠岐諸島にいたので
揺れは感じませんでした。
東北の方々が築き上げてきたものが
一瞬に奪われるあのおぞましい災害は
明日は我が身で決して風化させない事を祈るばかりです。
大学生のとき
阪神大震災で家族を失われた遺児をサポートする
ボランティアをしていたことがあります。
ボランティアと言えば
聞こえはいいですが
正直に言って
半強制的に参加させられた
ボランティアです。
そんな意識が低い僕が
子どもたちと遊んで突き付けられた現実。
お絵描きしているときに
いろんな色のクレヨンとか色鉛筆があるなかで
書かれた虹は黒色でした。
その時は子どもたちと遊んで
たくさん話をしました。
ボランティアが終わって
岐阜に帰る道中
自分自身の意識の低さを
恥じました。
そして、今もですが
この当たり前のように送っている生活が
実はめちゃくちゃ豊かな生活なんだと
感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。