高校によってはもうテストが終わっています。
とある生徒の話。
数学が大の苦手な生徒です。
数学以外の科目は80点以上のオンパレードなのに
数学はいつも60点前後。
数学を何とかしてほしいということで
以前の塾をやめてまで
僕の塾を選んでくれたのでした。
数学で点数が思うように取れない原因は
計算力と数学を取らないとヤバいというプレッシャーでした。
最初は上手くいきませんでした。
どうしてもいい点を取らないと・・・
というプレッシャーが加わってしまい
その重みが思考の硬直を生み
計算ミスを誘発するのでした。
その生徒はテスト後に号泣し、
僕にアドバイスを求めてきました。
その時、僕が言った言葉。
『次回も同じ失敗してまた泣いたら、
何も変わっていない証拠だからね』
ちょっと冷たいなあと思いつつも
心が強くなってほしいという願いから
出た言葉でした。
今回のテスト対策も
普段の個別指導に加えて
僕が彼女のために
プレテストを2回分作って
僕が採点しアドバイスをしました。
今回、後期中間テストが返ってきました。
数学80点over。
今回は泣くどころか満面の笑み。
表情はすごく変わった。
こういった瞬間に巡り合えることが
この仕事のいいところです。
