昨日から大垣南高校は
前期期末考査がスタート。
定期考査中は午前授業なので
僕は昼の1時から自習室を開放しています。
すると、多くの生徒が高校帰りに
寺子屋に立ち寄り、
夜遅くまで勉強していきます。
前期期末考査に向けて、
生徒も僕も全力を尽くしていますが、
僕は10月からのことも意識しなくてはいけません。
その中の一つ。
大学受験カリキュラム。
通称『カリキュラム』が高校2年生の10月からスタートします！
カリキュラムとは一人ひとりと話し合って
受験勉強のhow toをまとめたシート。
何に取り組むかなど市販や塾専用の教材を織り交ぜて
志望校や生徒本人の特性も考慮したものとなっております。
現在、高校2年生は30名ほど在籍していますが
全員が全く違うものとなっています。
生徒それぞれ違うものにしようと意図したわけではなく、
生徒と1対1で話し合っていたら結果、
全員が違うものになってしまうわけです。
そんな、大学受験のことを本格的に意識したカリキュラム。
例えば、Ａ君は
国語が得意で武器にしていきたいので、
いきなり10月からは本格的な大学受験用の教材を用いて
国語をさらに伸ばしていきます。
Ｂさんは
一から勉強したいということで
ゴリゴリの入門レベルの教材を用いて
高2の3月までには基礎レベルに達するような戦略となっています。
Ｃさんは指定校推薦狙い。
指定校推薦は高校の評定があってこそ狙える受験なので
Ａ君とＢさんとは違って、
カリキュラムはほとんどありません。
もちろん、定期テスト1ヵ月前は
生徒全員カリキュラムを無しにして
定期テストの勉強に全力を尽くしてもらいます。
そんな一人ひとりのドラマが詰まったカリキュラム。
この先、どんなストーリーが生まれるのだろう。
