• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

今回はT君の合格体験記です。

 

 

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↓T君(立命館大学合格)の合格体験記↓

 初めは指定校推薦を狙って受験をしたので定期テストに力を入れた学習を塾ではできました。そしてクラス順位は初の一桁まで上がり、推薦の評定をクリアできるほどの成績にすることができました。しかし推薦枠がなくなり、一般で受けることになりました。そこで先生は僕のモチベーションが下がらないように励ましの声をよくかけてくれました。そして結果は第一志望に受かることができました。塾では色々なイベントがあり塾のみんなとの絆が深まり、最後まで一緒にあきらめずに勉強ができました。つらい一年ではあったけど、成長できた一年でした。

 

 

知名度や人気が高く、
入るには高い学力が要求される立命館大学。
T君は見事合格を勝ち取りましたが、
順風満帆な大学受験ではありませんでした。

 

 

まずは指定校推薦。
指定校推薦は私立大学が各高校に数名の枠を与え、
その高校内で選考される入試です。
校内選考で選ばれるまでが大変です。

 

 

その指定校推薦に向けて
入塾してから定期テストも
テスト前1ヵ月間は寺子屋に籠り
猛勉強していました。
クラス順位も1桁台まで上がり、
指定校推薦への準備は着々と進んでいました。

 

 

しかし、T君の学年の指定校リストには
志望する大学がありませんでした。
たいていの高校は指定校推薦の大学リストを一定期間掲示しますが
その高校は口答のみでした。

 

 

T君も僕も落ち込んで、
一緒に前を向こうと
一般入試に気持ちを切り替えました。

 

 

それまでは定期テスト型の勉強が中心で
試験範囲が高校3年間分の入試に切り替えるのは
モチベーションを維持するうえで大変です。
指定校推薦の可能性が無くなって
そのまま落ち込み続ける可能性もあると
僕は心配していましたが、
それからのT君はその心配は不要でした。

 

 

 

指定校推薦のことはスパッと忘れて
一般入試に向けて
寺子屋にある相性の良さそうな教材を選んで勉強したり
不明な点は質問したりと自主的な姿が増えてきました。
特に英語と世界史は伸び、
高3春からセンターまで得点率は共に30~40%上がりました。

 

 

実は一般入試もアクシデントがありましたが、
何とか最後の後期試験で夢だった立命館大学に合格しました!

 

 

T君にとって大学受験は苦難の連続でした。
だからこそ、T君の合格体験記の最後にもあるように
成長できたんだと思います。

 

 

個人的に人は失敗の数ほど深みが増すものだと思っています。
彼にとって、この1年が立命館大学に合格するためだけのものではなく、
この1年を通して何か成長できるきっかけを掴んでくれたことは
この上なく心強いです。

 

 

T君はユーモアがあり、
時々、ドキッとする毒舌を吐くときがありますが、
何故か憎めないキャラクターで
自然とT君の周りには人が集まってきます。
今はコロナで思うような大学生活を送れていないと思いますが、
大学生活も元に戻れば、
きっとT君の周りには人で溢れた
学生生活になっていることでしょう。