• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

比嘉大吾選手が制限された体重をクリアできず世界王座から剥奪され、
先日の試合で9回TKO負けとなりました。

 

踏み込みが速くどんどん攻めていく比嘉選手のボクシングスタイルは見ていて気持ちいいものですが、
先日の試合では完全にそのスタイルは影を潜め9Rは防戦一方でした。

 

リミットの体重を超えることは日本では初めてのことらしく、
いろいろな声がとんでいます。

 

その声の中に具志堅会長への非難があります。
日本の場合、世界戦を2ヶ月で組まれるのは現代では異例です。
具志堅さんが活躍されていた当時は、
2ヶ月で世界戦が行われるのは普通だったそうですし、
もっと過去にさかのぼれば、1ヶ月のスパンで次々と世界戦が開催された例もあります。

 

仮に報道されているように
具志堅さんが、自分ができていたんだからできるはず!みたいな発想で試合を組み、その結果、調整不足で比嘉選手が思うように力が出せなかったとしたら・・・

 

と考えると、
これは立場が全然違いますが、
私も注意しなければならないことだと思います。

 

自分ができるんだから生徒もできるという安易な発想を自然としていないかと。そして、それが生徒にダメージを与えていないかと、人の振り見て我が振り直せではないですが、改めて感じました。

 

比嘉大吾選手の敗因の原因は実際のところ、
報道でああだこうだと言っているだけで真意は分かりません。
これだけは言えるのは
比嘉さん、具志堅さん、
早く元気になって下さい。
今回の件が風化するまで時間がかかるかもしれませんが、
そんなこと関係なしに、また、試合が見たいです。