羽生君、見事金メダルですね。フィギュアスケートを見ても、採点のシステムが全く分かりませんが、羽生君のインタビューの受け答えを見ていると役者が違うような気がしますね。将棋の羽生さんは惜しくも藤井五段に敗れましたが、藤井五段が朝日杯の決勝に勝てば、史上初の中学生で六段に昇段します。
ところで話はガラッと変わり、
昨日の授業を終えた時の話をしようと思います。
ある生徒が授業中、元気がなかったので、話を聞いてみると・・・
どうやら部活の顧問とバトルをしたようです。その生徒は責任感が人一倍強く、理不尽な要求も応えようと常に一生懸命。それが心に負担がかかり元気がありませんでした。
あれこれ話をして、僕がその生徒に伝えたことは
気楽にいくこと。
その生徒のことを想ってひねり出した答えです。その生徒に僕の言葉がどれだけ伝わったのかは分かりません。ただ、人に助言するときに大事だなあと感じることは何をアドバイスするかではなくて、誰がアドバイスするかです。つまり、そこには信頼関係がないと、ひねり出したアドバイスも無味乾燥なものになってしまいます。
私が塾で働きだした頃、その時の師匠がいつも言っていました。
勉強教えることなんて誰でもできる。
あの頃はあまりその言葉の真意を理解してなかったのですが、今となってはすごい分かる。
僕が信頼している人を頭の中でポン、ポン、ポンっと浮かべて、なぜその人たちを信頼しているのか。その方々の姿を見習って僕も生徒と接していかないと。
