• 大垣市にある高校生専門の学習塾です。

将棋界きってのスーパースター羽生善治さんの記事で気になったものがあったので紹介します。

 

前人未到の永世七冠、棋士界初の国民栄誉賞獲得など紹介が不要なほど、二十年以上、将棋のトップを走り続けている方です。そんな業績があるにも関わらず、謙虚なところもお手本になりますよね。

 

先日、テレビ番組で羽生さんの長女と次女が父親としての羽生さんにメッセージを送ったそうです。その中身が・・・

 

大学生になる長女からのメッセージ

家では仕事の話はせず一言もマイナスな言葉を言わない父です。

「言葉は人をつくる」だからこそ口に出す言葉はよく考えて大切に。の信条を体現する父。

一つの仕事を頑張り続けている父をとても尊敬しています。

報道ステーションより引用

 

高校生になる次女からのメッセージ

家ではほんわか優しくて、怒られた事はありません。

バラエティ番組を見て一緒に笑い、悲しい時も一緒に悲しんで泣いてくれる。

いつも私たち子どもの気持ちに寄り添い、共に分かち合って並走してくれる、そんな父が大好きです。

報道ステーションより引用

 

そのメッセージを読まれて羽生さんは照れていたそうです。

 

それにしても長女の『言葉は人をつくる』。非常に深い言葉であり、実践するのが難しい言葉でもあると思います。私自身、人と接していて、その人の悪口で言ってしまうと、その人の長所を無視してどんどん短所ばかりが目についてしまうようになってしまいます。逆にその人の長所を口にすると、次、その人と会うことが楽しみになります。よく言霊といって、言葉には魂があるといいますが本当なんだと思います。

 

ちなみに、ノーベル生物賞・医学賞を受賞した大村智さんも同じようなことを言っていました。

『言葉は人の生き方を決める』

大村さんは周りからメモ魔と言われるほど、心に響いた言葉を書き留め、自分を励まし研究に没頭されたそうです。

 

生徒と接するなかで、どうしても10年以上この仕事をしていれば、知識や経験は生徒より豊富なので、生徒の欠点に目を向けがちです。しかし、そうではなく長所を見極め、褒めて自信を与えなければ、人はなかなか動かないように感じます。

 

スクール寺子屋一発目のチラシのリード文

『勉強がすすまない・・・』
そんな高校生が集まる場所が
ここにはあります。

 

言葉は自分自身をつくるし、他人にも影響すると肝に銘じて、高校生が集まる場所を創りあげていきたいと思っております。